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​齋藤正弘

2005年11月20日 オーストラリア初騎乗初勝利

道営の斎藤騎手が豪州で初騎乗初勝利

北海道人とくに道営競馬ファンの皆様にはうれしいニュースです。
オーストラリアに遠征しているホッカイドウ競馬の斎藤正弘騎手(33)が20日、現地で初騎乗初勝利を挙げた。ビクトリア州ジローン市のジローン競馬場で行われた開催の第1レース(芝1100メートル、7頭立て)でタナボタ(牡2)に騎乗し1着となった。同騎手は、同国に日本産馬を遠征させているJRAの森秀行師(46)から依頼され、現地で調教を手伝いながら、レースに参戦する。19日にオーストラリア入りしたばかりで、この日が初のレース騎乗。コンビを組んだタナボタはオーストラリア産で、9月に現地で開業した日本人の繁実剛調教師の管理馬で、今回が初出走だった。斎藤は「こちらの競馬の事情、コースも分からないままの騎乗でしたが、結果を出せて良かったです」と話した。

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​ホッカイドウ競馬 元1000勝ジョッキーだからこそわかる馬の気持ち

〜競馬のロマンと素晴らしさを伝えたい〜

北の大地、北海道日高で生まれ育った。

その育った環境は北海道では競馬の聖地でもある土地。

小さい頃から馬が側にいる生活が当たり前であったんじゃないかと思う。

そしてジョッキーへ・・・

通算9161戦という数字に隠れた馬との会話は計り知れないものがあったのだろう

そして1000勝と喜びも共に馬と分かち合ってきたのだろう。

そんな斎藤だからわかる調教師としての道。

門別競馬場内に厩舎を構え現在はジョッキーを離れ競走馬を応援している。

これだけの経験と分かち合った時間が今後も大切に競走馬を育てていくのは言葉にするまでもない。

ただただ経験した感動を皆に伝えたい。

​その想いは馬を通じ北海道から全国へ発信していく。

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​生い立ち

昭和47年2月  北海道浦河郡浦河町に生まれる

昭和62年7月  北海道競馬米川伸也きゅう舎入門

          (調教師と弟子の師弟関係が生まれる)

平成元年10月  ホッカイドウ競馬騎手デビュー

平成2年5月   帯広競馬場 初勝利

平成22年10月 地方通算1000勝達成

平成22年12月 調教師免許合格

平成23年1月  ホッカイドウ競馬 斉藤きゅう舎開業

騎手通算成績地方9161戦1着1000回2着985回3着944回4着944回

5着944回着外4334回

JRA 321戦1着12回2着12回3着17回4着22回

5着17回着外241回

オーストラリア 7戦1着1回2着0回3着1回4着0回

5着1回着外4回

重賞成績 通算20勝

​騎手紹介

​松井 伸也 騎手

​騎手になったきっかけは

​松井:小さい頃から馬がそばにいた環境で育ったのも大きな影響も受けましたね。僕は広島出身で北海道に来て4年。。。気がつけば周りが競走馬の環境で今に至ります笑

​やりがいや目標

​松井:レースに勝つことに限ります。初の重賞もありやはり勝ちにこそ全てがあると思います。目標は毎年なんですが昨年より多くの勝ちをとることですね。また過去の中でも多くの騎手とも接して来た中で僕の中には二人影響を受けて人がいます。その二人を見ならないながら日々努力ですね。

​斎藤調教師について

​松井:まずは技術面でいうとここに来て若馬が特に多い環境で乗りこなしが本当に難しい。うまく操縦できないことも多くありました。今まではある程度、鳴らされた馬ばかりでしたから笑 その点は過去の多くの経験も持っている斎藤調教師の技術は圧巻でもありました。ピンポイントでのアドバイスも日々勉強になりましたね。あとはやっぱり話しやすい。厩舎の従業員もそうだと思いますが接しやすいのが第一印象になる人だと思います。

​取材をして・・・

​騎手ともあって素人の僕が無知ながらもたくさんの質問に快く答えてくれました。その中で騎手である以上、体重の管理などシビアな世界で減量もプロボクサーとなどとは違い決まった重量というのが馬も合わせた重量ということで調整が本当に大変な世界だということもわかりました。しかし楽しそうな笑顔は競走馬の魅力を多く語ってくれた一面でもありました。騎手次第で競走馬の結果も変わる。責任も重たいはずなのに前向きな姿勢が結果を生むことにつながると感じ今後の活躍を期待しています。

​ありがとうございました。

記事・shinya.h

2002年3月31日付けで地方競馬騎手免許を取得。同年4月13日第1回福山競馬1日目第6競走アラブ系C2一般戦をアサヒサンダーで優勝(9頭立て5番人気)し、初騎乗初勝利。

2003年10月26日第11回福山競馬4日目第11競走弁天島特別(アラブ系B1一般)をカチカチヤマで優勝(10頭立て9番人気)し、特別競走初勝利。

2005年3月21日第19回全日本新人王争覇戦出場(11人中8位)[1]

2006年11月26日第13回福山競馬3日目第5競走アラブ系3歳4組条件戦をユニコーンヤマトで優勝(8頭立て6番人気)し、地方競馬通算100勝達成。

福山競馬の廃止に伴い、2013年4月1日付けでホッカイドウ競馬へ移籍した[2]

地方通算成績は5065戦342勝・2着453回・3着504回・勝率6.8%・連対率15.7%(2013年4月7日現在)

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